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外壁や屋根など比較的面積の大きいほとんどの部位に有効で、旧塗膜に付着している汚れを除去する効率的かつ効果的な工程です。「高圧水洗」や「高圧洗浄」という名で表現されますが、100~150㎏/c㎡の強い圧力によって噴射される水により、洗浄というよりも薄く削ぎ取る工程となります。
ヘアクラックの補修後、下塗り、上塗り、肌合わせと丁寧に施工を行います。
外壁でもモルタル壁(モルタル吹き付け仕上)のヘアークラックに適応される下地処理です。
モルタルは経年による劣化により微細なクラックを生じ、10年もすると多くのクラックができることもあることでしょう。
このようなクラックの中でもひび割れが表層部分で留まっているヘアークラックに対して必要な下地処理が、下塗り材による「刷り込み」工程です。
たとえ、割れの小さいヘアークラックであったとしても、塗装工程だけではその場しのぎとなってしまい、数年もするとクラックの跡が出てきてしまうのでこの工程が必要になってきます。
ひび割れの中に下塗り材を刷り込むため、ラスター等、硬い毛の刷毛を用いて行います。
材料は微弾性フィラーやセメントフィラーを使用します。
ひび割れが表層部分にとどまっているヘアークラックとは区別され、ひび割れの要因が建物の構造の脆弱から起因していると考えられるものや、巾が0.3㎜以上で、モルタル深部にまでひびが達していると診断される「構造クラック」に対する下地処理です。
構造クラックの場合、微細な地震などの要因でひびが動くことがあり、上記の刷り込み作業を行ったとしても、また同じところにひびが出てしまうため、弾力性の強いシーリング材でひびを埋めます。
この場合、シーリングがクラックの中に十分に充填されるよう、ダイヤモンドカッター等の工具を用いてあえてひびの巾を広げ、そこにシーリングを充填する手法をとります。
工程は下記のようになります。
1.クラック部のUカット
2.プライマー* 塗布
3.シーリング材充填
このままでは、処理を施した部分がみみず腫れのようになってしまい、美観的に仕上がりが悪いため、「パターン補修*」を行い補修跡が目立たないようにする工程を行う必要が出てきます。
既存の塗膜が経年により、チョーキングやクラックなどの変化を起こし、さらに放置していくと、モルタル部分と分離し「膨れ」や「剥がれ」を起こします。
このように脆弱になった塗膜は、高圧洗浄時に一部剥がれますが、その周りも弱くなっているのでさらに手工具によって剥がす必要があります。
もちろん、このままの状態で塗装工程へ移行し仕上げますと美観的に問題があるのでパターン補修の工程が必要となります。
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